883@鎌倉

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『構造計算適合性判定』

最近仕事がナゼか忙しい・・・


そんな中、ある資料を渡された








「これ読んどいてね♪」


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耐震偽造問題による、確認申請時の審査方法と申請手続きの見直し

計算基準 ヤレヤレだな・・・


6月20日から施工の為、駆け込み的に申請する物件も多いみたい。


建築基準法に変更が出たことで、受験生も対応に迫られるな。








もちろん一連の過程に問題があれば改善して然るべきだと思う。


ただ、当時の事件が盛り上がってる頃など



建築士の資質の低下に原因があるんだ、試験の難易度を上げよう!」


「そうだそうだ~!」


「ついでだから現役組も追試して、ダメなら資格取り上げちゃえ♪」


「そうだそうだ~♪」


なんて話もあった。


もちろん偽造した本人は論外だけど、それを見逃した瑕疵は完全棚上げである。


言ってみれば、


「ある大学で、一人の生徒がテストで不正を働いたのは生徒の資質の問題だから


翌年から入試の難易度を上げて、ついでに現役学生も追試してダメなら退学♪」


他の学生はたまったモンじゃない。








まあ、百歩譲って我々はイイとしよう (良くないけど)


数十年も前に取得したベテラン&巨匠組はどうなる。


「ハァ~!?意味わかんねぇゾ!(#゚Д゚)ゴルァ」


当然こういう声が上がり見送りにはなったが、資格制度にも若干の変更が出た。








今回の事件で民間検査機関の『イーホームズ』は意を決して不正を公表したが、


もしこれが特定行政庁だった場合、はたして自ら公表するだろうか?








個人的には、偽造した者と審査した検査機関、当事者間の問題だと思うのだが、


なぜここまで問題が大きくなったのか。


医師が人命を軽視して倫理を欠いた医療事件というのは度々耳にするが、


刑事事件に発展はするものの、制度改革までは至らない。








アネ○の遺したモノは大きい・・・








【余談】

ア○ハ氏を擁護する気はサラサラ無いですが、

偽造でも何でも、その道に精通してなければイカサマなんて出来ません。

○ネハ氏はエンジニアとしてのモラルは皆無でしたが、

それなりに実力はあったのではないかと見られていマス・・・