883@鎌倉

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『自作アルコールストーブ』

自作のキャンプ道具を検索していたら
空き缶を使ったアルコールストーブがザクザク出てきました
最初は貧乏くさいなと思っていたのですが(貧乏のクセに)
週末は雨だから(貧乏だから)暇つぶしに作ってみました

アルコールストーブの基本的な原理は
アルコールに直接引火させるだけでなく
熱で気化を促し
加圧噴射させることによって燃焼しているようです

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350mlプルトップのアルミ缶で作った
副室加圧式アルコールストーブです

この副室加圧式というのは
加熱用主室と気化燃料用副室に別れて
主室と副室を分ける隔壁を通して熱を伝え
着火から燃焼までのプレヒートが早く
一番ポピュラーな形式です

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ゴトクはホームセンターのアルミ片に
切り込みを入れて作ってみました

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まず主室に引火すると
徐々に熱が副室に伝わり
アルコールの気化が進むと
ジェット孔から噴出し、引火
本燃焼となります
本来なら綺麗な青い炎ですが
炎が少し赤いですね

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早速お湯を沸かしてみました
結構沸くものです
しかし主室がオープンなので
燃料の持ちはあまりよくありません
作業時間:☆☆☆☆
プレヒート:☆☆☆☆☆
燃費:☆☆☆
ゴトク:必要

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同じく350mlプルトップアルミ缶を使った
単室加圧式アルコールストーブです

作業手順も少なく手軽に出来ますが
燃料への熱伝導率が悪く
プレヒートに時間を要します
真ん中のネジから燃料を入れ
ネジはそのまま熱伝導の役割を果たします
燃料にまんべんなく熱が伝わるように
中にスチールウールも入っています

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燃焼まではやはり時間がかかり
冬場などは厳しいでしょう
ただ、着火に時間がかかる反面
燃焼時間は激しく長いです
作業時間:☆☆☆☆☆
プレヒート:☆☆☆
燃費:☆☆☆☆☆
ゴトク:必要

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これはアルミミニボトル缶を使った
副室加圧式アルコールストーブ

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プレヒートも短く
燃焼効率も良く
ゴトクも要らないので
一番バランスが取れているかもしれません
ただ、躯体が多少貧弱なのが気になります
作業時間:☆☆☆☆
プレヒート:☆☆☆☆
燃費:☆☆☆☆
ゴトク:不要