『ブレーキホース交換(バイピース)』
先日のハンドル交換でパッツンパッツンになったブレーキライン
前々から換えようとは思っていたので、これを機に換えてみました
予算は¥10,000
色々物色しましたが、やはりWebikeが一番安かったです
選んだのはグッドリッジのステンメッシュホース(スモーク)+ステンレスソケット
その他フィッティングパーツ類もステンレスで揃えました
取り回しは、バイピースを選択
最初にマスターと右キャリパーを繋ぎ
そこから右と左のキャリパーを繋ぐ
いわゆる「h型」というやつです
国産SSバイクには底盤の取り回しですね
何故バイピースを選んだかというと
トライピース(ホース3本)に比べ
バイピース(ホース2本)だと
パーツの数が少なく、コストを抑えられるから
マスターから2本ダイレクトに繋ぐ伝統的な方法もありますが
2本のホースが煩わしいですし
そもそもダブルバンジョーが個人的に好きではないのです^^;
まずはフルードを空にします
先日換えたばかりなのでまだ綺麗なままです
フルードが空になったら
ブレーキホースを外します
空にしてもフルードは漏れますから
水をかけて乳化させて拭きましょう
腐食が激しいです
良く今まで頑張ってくれました
命を預かってくれてありがとう
『取り回し』
汚れた部分を拭き上げたら
新しいパーツの組み付けです
高年式のスポはキャリパーがミリネジなので
選択肢が豊富で助かります
【左キャリパー側】
①キャリパーアダプター(φ10mmP1.25)
②ステンメッシュホース(560mm)
右に伸びるホースが右側キャリパーと繋ぐホース
ホースは短いより良いだろうと
少し長めを選びましたが
ちょっと長すぎました
①キャリパーアダプター(φ10mmP1.25)
②ステンメッシュホース(560mm)
右に伸びるホースが右側キャリパーと繋ぐホース
ホースは短いより良いだろうと
少し長めを選びましたが
ちょっと長すぎました
【右キャリパー側】
①コンビネーションアダプター(φ10mmP1.25)
②バンジョーアダプター(20°)
③ステンメッシュホース(960mm)
左に伸びるホースが左側キャリパーと繋ぐホース
上に伸びてるのがマスターへのホースです
これも少し長すぎました
きちんと計って決めたんですが
うまくいきませんね
やはり既製品ではなく
ホースを自分でカットして
自分でかしめて作った方が良いのかな
バンジョーも本当は45°が良いのですが
20°まではストレートと同価なので
これもコスト削減の為です
①コンビネーションアダプター(φ10mmP1.25)
②バンジョーアダプター(20°)
③ステンメッシュホース(960mm)
左に伸びるホースが左側キャリパーと繋ぐホース
上に伸びてるのがマスターへのホースです
これも少し長すぎました
きちんと計って決めたんですが
うまくいきませんね
やはり既製品ではなく
ホースを自分でカットして
自分でかしめて作った方が良いのかな
バンジョーも本当は45°が良いのですが
20°まではストレートと同価なので
これもコスト削減の為です
①φ12mmP1.50→φ10mmP1.25変換アダプター
②バンジョーアダプター(サイド20°)
③バンジョーボルト(シングルφ10mmP1.25)
実は当初、コストを抑える為
全てアルミにしようと思っていましたが
ジャンクヤードのおばちゃんが
このステンレスのバンジョーとボルト(おそらくスウェッジライン)を
セットで100円で売ってくれたので
浮いた予算でステンレスに変更しました
※注意:よい子はホースとバンジョーのメーカーは合わせましょう
②バンジョーアダプター(サイド20°)
③バンジョーボルト(シングルφ10mmP1.25)
実は当初、コストを抑える為
全てアルミにしようと思っていましたが
ジャンクヤードのおばちゃんが
このステンレスのバンジョーとボルト(おそらくスウェッジライン)を
セットで100円で売ってくれたので
浮いた予算でステンレスに変更しました
※注意:よい子はホースとバンジョーのメーカーは合わせましょう
とりあえず取り回しは完成です
やはりステンレスは高級感があって良いですね
取り回しもシンプルで美しいじゃないですか
でもハーレーでこの取り回しをしてるの見たこと無いですね
検索してもほとんどヒットしません
合理的で理にかなってると思いますけどね
『フルード』
さて、それではフルードの充填です
h型はエアが溜まりやすいと言うことで
エア抜き作業が大変らしいですが
ここまで来たらやるしかありません
フルードは本来上から入れるのでしょうけど
今回は、先日タカさんに教わった
キャリパーから入れる方法にしました
初めての作業にもかかわらず
基本ではなく応用から入るところが無謀ですね
フルードは左側キャリパーから入れます
① まずシリンジを左キャリパーに繋ぎます
チューブが抜けてフルードをまき散らさないように
タイラップで止めた方が良いかもしれません
※そしてここからは我流です
まさかこんなヘッポコライダーの真似をするとは思いませんが
もし参考にしてどうなっても知ったこっちゃありません
② まずブレーキを握った状態で、マスター側を密閉します
③ そして右側キャリパーのブリーダボルトを緩めます
④ 左のブリーダからフルード注入を開始します
入れ始めてしばらくすると、右側ブリーダからフルードが出始めます
⑤ エアが混じって無いのを確認したら、右側ブリーダボルトを締めます
これで左右のキャリパーにフルードが充填されました
⑥ 次にブレーキレバーを開放します
⑦ さらにフルード注入すると、リザーブタンクにフルードが上がってきます
⑧ そしたら左側ブリーダボルトを締めます
これでフルードの充填は完了です
『エア抜き』
次はエア抜き作業です
レバーをニギニギして
① まず左のキャリパーのブリーダ開放すると、ジュブジュブとエアーが出てきます
フルードの注入の時に混入したエアーが
そのままブリーダの付近に溜まっているんでしょうね
2、3回繰り返せばエアは出てこなくなり
レバーのタッチはほぼ戻ってきます
② 右のキャリパーも同様ですが、ほとんど出ません
③ そしたら全体的にコンコン叩いて、マスター側で少しエア抜きして
④ 試走がてらしばらく走った後、再度各部エア抜きしたら終了です
⑤ 念のため仕上げにピストン押してあげれば尚良いでしょう
⑥ あとはレバーを握ったまま一晩おいて、フルード漏れを確認しましょう
これで一通り作業は終了です
ちなみにその効果というと・・・
タッチが劇的に変わると聞きますが
よく分かりません^^;
ひょっとしてまだ少しエア噛んでるんでしょうか
相変わらず違いの分からない男です
今回なるべくバンジョーアダプターを使わず
アダプターを多用して直付けしました
バンジョーアダプターを使うと、バンジョーとボルト
どうしても二つのパーツが必要になりコストがかさむ為
むしろ90°バンジョー使うくらいなら
ストレートにネジ込んだ方が安く安全なような・・・
ヘッポコライダーの素朴なギモン