883@鎌倉

Yahoo!ブログからお引っ越し

『CL50ボアアップ【組み付け編】』


入閣できませんでした

ヘッポコです




前回、腰上は完全にバラしましたが

組み付けは分解の逆を繰り返すだけです

新旧比較
イメージ 1左が純正ピストン

右が新しいピストンです








イメージ 2全然径が違います

コレは頼もしい








イメージ 3(ボア)49.6mm×(ストローク)41.4mm=(排気量)80cc










シリンダー
イメージ 4シリンダーをはめます

ピストンをシリンダーに組み込む際

オイルを塗ってあげます









ガスケット
イメージ 5ガスケットを交換しますが

次回再利用できるように

薄くグリスを塗っておきました

ケチ・・・ではなくエコです、エエ







カムチェーン
イメージ 6カムスプロケットを組みますが

圧縮上死点を出します

フライホイールを切り欠きに合わせます






イメージ 7スポロケの○の刻印も切り欠きに合わせます










スプロケ
イメージ 8このままボアアップしても

トルクが太くなるだけでスピードは上がりません

折角なのでスポロケも換えます

左が純正スプロケ13丁

右が新しいスプロケ16丁


完成
イメージ 9

なんとか組み上がりました

エンジンがかかるか心配です

何度かキックしてみましたが

かかりません

しまいにはペダルが降りなくなりイヤ~な予感がしたが

なんとか次のキックでかかりました

心配させやがってこのヤロー

・・・なんて喜びも束の間

カタカタと異音がします

何でしょう・・・?

ボアアップするとこんなものなのでしょうか

規則的な音がなかなか止みません

バルブとピストンが接触してるのでしょうか

段々心配になってきました・・・

仕方なくもう一度開けてみます

2度もバラすとは夢にも思いませんでした

イメージ 10

どうやらバルブとピストンは接触していないようです

イメージ 11

しかしカムチェーン周りのおびただしいアルミのクズ

尋常じゃありません

間違いなくどこかが接触しています

ふと見るとカムスプロケットのボルトが

取れかかっているではありませんか

そういえば手で仮締めした後

本締めした記憶がありません・・・

イメージ 12

どうやら緩んだボルトが

ヘッドサイドカバーの内側を削っていたようです

今度はしっかりボルトを締めて

改めてエンジンをかけてみると

今度は問題なく回りました

『虎之巻』『パーツリスト』
イメージ 13今回参考にしたのは

パーツリストとキタコの『虎之巻』です

コレがなければとてもじゃないですが出来ません

4MINIのバイブルです




トルクレンチ
イメージ 14手ルクレンチでも良いのですが

今回エンジンをいじりますし

今後スポにも使えそうですので

1本くらい持っていても良いでしょう

ホームセンターで購入しました


イメージ 15でもよく見ると最低トルクが2.8kgf・m

一方CL50のトルク値は大体1.0kgf・m前後

結局手ルクレンチになるのでした(T-T)






スクレーパー
イメージ 16いろいろ調べてみると

ボアアップで一番手こずるのは

ガスケットはがしらしいですが

スクレーパーが優秀なのか

日頃の行いが良いのか

特に苦労も無くはがすことができました

失敗はありましたが
こんなヘッポコでもなんとかできました
エンジンの仕組みを勉強するには良い教材です
ハーレーと違ってパーツも手に入れやすく
価格もリーズナブルなので
ホントにプラモ感覚で出来るし
楽しくてハマりそうです
http://x6.oboroduki.com/bin/ll?07760821s