『CL50ボアアップ【組み付け編】』
入閣できませんでした
ヘッポコです
前回、腰上は完全にバラしましたが
組み付けは分解の逆を繰り返すだけです
右が新しいピストンです
全然径が違います
コレは頼もしい
(ボア)49.6mm×(ストローク)41.4mm=(排気量)80cc
ピストンをシリンダーに組み込む際
オイルを塗ってあげます
次回再利用できるように
薄くグリスを塗っておきました
ケチ・・・ではなくエコです、エエ
圧縮上死点を出します
フライホイールを切り欠きに合わせます
スポロケの○の刻印も切り欠きに合わせます
スプロケ
このままボアアップしてもトルクが太くなるだけでスピードは上がりません
折角なのでスポロケも換えます
左が純正スプロケ13丁
右が新しいスプロケ16丁
なんとか組み上がりました
エンジンがかかるか心配です
何度かキックしてみましたが
かかりません
しまいにはペダルが降りなくなりイヤ~な予感がしたが
なんとか次のキックでかかりました
心配させやがってこのヤロー
・・・なんて喜びも束の間
カタカタと異音がします
何でしょう・・・?
ボアアップするとこんなものなのでしょうか
規則的な音がなかなか止みません
バルブとピストンが接触してるのでしょうか
段々心配になってきました・・・
仕方なくもう一度開けてみます
2度もバラすとは夢にも思いませんでした
どうやらバルブとピストンは接触していないようです
しかしカムチェーン周りのおびただしいアルミのクズ
尋常じゃありません
間違いなくどこかが接触しています
ふと見るとカムスプロケットのボルトが
取れかかっているではありませんか
そういえば手で仮締めした後
本締めした記憶がありません・・・
どうやら緩んだボルトが
ヘッドサイドカバーの内側を削っていたようです
今度はしっかりボルトを締めて
改めてエンジンをかけてみると
今度は問題なく回りました
パーツリストとキタコの『虎之巻』です
コレがなければとてもじゃないですが出来ません
4MINIのバイブルです
今回エンジンをいじりますし
今後スポにも使えそうですので
1本くらい持っていても良いでしょう
ホームセンターで購入しました
でもよく見ると最低トルクが2.8kgf・m
一方CL50のトルク値は大体1.0kgf・m前後
結局手ルクレンチになるのでした(T-T)
ボアアップで一番手こずるのは
ガスケットはがしらしいですが
スクレーパーが優秀なのか
日頃の行いが良いのか
特に苦労も無くはがすことができました
失敗はありましたが こんなヘッポコでもなんとかできました エンジンの仕組みを勉強するには良い教材です ハーレーと違ってパーツも手に入れやすく 価格もリーズナブルなので ホントにプラモ感覚で出来るし 楽しくてハマりそうですhttp://x6.oboroduki.com/bin/ll?07760821s